4字決まり なにはかたみしかきあしのふしのまも / 伊勢 難波潟短き蘆のふしの間も(なにはかたみしかきあしのふしのまも) 逢はでこの世を過ぐしてよとや(あはてこのよをすくしてよとや) 伊勢(いせ) 4字決まり三十六歌仙女性歌人女房恋の歌新古今和歌集
2字決まり かささきのわたせるはしにおくしもの / 中納言家持 鵲の渡せる橋に置く霜の(かささきのわたせるはしにおくしもの) 白きを見れば夜ぞ更けにける(しろきをみれはよそふけにける) 中納言家持(ちゅうなごんやかもち) 2字決まり三十六歌仙上級官人冬の歌新古今和歌集男性歌人
2字決まり たこのうらにうちいててみれはしろたへの / 山辺赤人 田子の浦にうち出でて見れば白妙の(たこのうらにうちいててみれはしろたへの) 富士の高嶺に雪は降りつつ(ふしのたかねにゆきはふりつつ) 山辺赤人(やまべのあかひと) 2字決まり三十六歌仙冬の歌官人新古今和歌集男性歌人
3字決まり はるすきてなつきにけらししろたへの / 持統天皇 春過ぎて夏来にけらし白妙の(はるすきてなつきにけらししろたへの) 衣干すてふ天の香具山(ころもほすてふあまのかくやま) 持統天皇(じとうてんのう) 3字決まり夏の歌天皇女性歌人新古今和歌集